ARABIA のコーヒーカップ RUSKA
僕にとって、コーヒーは生活になくてはならないもの。食後のデザートタイムに楽しんだり、昼下がり音楽と共にリラックスしたり、ここぞという時にやる気スイッチを押してもらったり。生活に彩りを与えてくれる大切な相棒です。
コーヒーの風味は豆の品種や焙煎度、淹れ方などで大きく変わりますが、味わうカップによっても大きく変わってくると思います。自分のお気に入りのカップで飲めば、普段のコーヒーがより美味しく感じます。
今回は、僕が大切にしているコーヒーカップのひとつ、ARABIA の RUSKA を紹介します。
デザイン
ARABIA はフィンランドの陶磁器メーカー。こちらの RUSKA というシリーズは Ulla Procope(ウラ・プロコッペ)というデザイナーによるもので、1960年代前半から1990年代後半まで製造されていました。いま流通しているものはいわばビンテージものです。
商品名にもなっている RUSKA は、フィンランド語で紅葉を意味します。重厚感のある秋色にぴったりのネーミング。しかし、一口に紅葉と言ってもその見た目が様々であるように、この商品もひとつとして同じものはありません。
僕の RUSKA は全体的に濃い茶色ですが、オレンジや赤に近い色味、まだら模様やグラデーション模様など、その表情は多種多様。僕は中目黒のとある雑貨屋さんで一目惚れをして購入しました。
本来、カップの裏側には白いロゴが入っているのですが、僕の持っているものは掠れて消えてしまっています。長い時をこえて僕のもとにやってきたと思うと、そんなところにも愛着が湧いてきます。
アラビア ARABIA ルスカ Ruska コーヒーカップ&ソーサー 北欧ヴィンテージ ウラ・プロコッペ女士デザイン 1960−70年代製 ruskah 秋の紅葉 フィンランド 送料無料 goodcup楽天で購入 |
サイズ・使用感
僕が持っているの RUSKA は割とコンパクト。満水時で約170ml、8割ほど注いで約140mlでした。RUSSKA のカップはサイズが豊富で、コーヒーカップだけでも数種類あります。コーヒーカップ以外にはデミタスカップやティーカップなどもあり、探せばきっと自分にぴったりのものが発見できます。
RUSKA シリーズは多少厚みがあるので保温効果もありそうです。飲み口は縁が少し広がるような形をしているので、スッと口に入ってきます。
セットでついているソーサーはカップの底面にカシャっとはまる溝があるので、使っていて安定感があります。カップとソーサーの表情が微妙に異なるのもいいですね。
最後に
いかがだったでしょうか。こちらのカップは容量がそこまで多くないので、僕は深煎りのボディのある豆を合わせて、じっくり楽しむこと多いです。食後にさらっと飲むコーヒーというよりは、「コーヒーを飲む時間」を作ってゆっくり楽しみたい、そんなときにぴったりなんです。
日本ではなかなか馴染みのない色合いかも知れませんが、食卓のアクセントとして是非 RUSKA を取り入れてみてください。