京都が世界に誇る美しい本屋、恵文社

ちょっとマニアックな京都スポットを紹介します

突然ですが、僕は京都が大好きです。大学生の頃に初めて京都に一人旅をし、その魅力に取り憑かれて以来、もう何十回も京都旅行に出かけました。我ながらなんでここまで京都に惹かれるか分からず、もしかして前世は京都に住んでいたのかもしれないと最近思い始めています。笑

そんなふうに何度も足を運んでいるうちに自然と京都にも詳しくなってきたので、僕が思う京都のおすすめスポットをブログでも紹介してみようと思い立ちました。そして、どうせ紹介するなら誰もが知っている有名どころではなく「京都通なら知っているけど、知らない人も多そうな、少しだけマニアックなスポット」を中心に紹介しようと思います。

今日は、そんなちょっとマニアックな京都スポット紹介の第1弾として、恵文社一乗寺店を紹介します。

恵文社とは

恵文社は京都左京区に位置する本屋さんです。最寄駅は一乗寺駅。京都駅から出町柳駅に出て、そこから趣のある叡山電鉄に数分揺られれば到着です。

恵文社は外観からして目を引きます。パッと見だと本屋さんに見えない素敵なレンガ造りの建物。入口の上に掲げられた看板も可愛らしいイラストが描かれて印象的です。

店内に入ると落ち着いた照明と静かなBGMが迎えてくれます。重厚な木製の棚やテーブルには、恵文社がセレクトしたセンスのある書籍が立ち並びます。古本、哲学書、サブカル誌、国内外の写真集、コミック、自費出版 etc。なかには地元のイベントにまつわるチラシや、京都にまつわる本のコーナーなどもあり、地域に根付いた本屋なのだというのが伝わってきます。

恵文社は本屋ですが、生活を彩ってくれるハイセンスな生活雑貨や、世界の様々なジャンルのCDなど、書籍以外のものも幅広く取り扱っています。また、併設されたギャラリーには期間限定の展示も頻繁に開催されており、たまに足を運ぶと毎回新鮮な気持ちで見て回れるから飽きません。

恵文社の楽しみ方

僕なりの恵文社の楽しみ方のコツは、あえて欲しいものを決めずに訪れること。何となく棚を眺めながら、新しい興味の発見や、自分の感性を刺激してくれる掘り出し物を探すんです。宝物探しのようなイメージですね。そうして手に取ったものが「これだ!」と思えるものだった時の喜びは、本当にひとしお。恵文社にはそんな楽しみ方をしたくなる不思議な魅力があります。だから僕は最低でも1時間、余裕があるなら2時間程度は時間に余裕を持って足を運ぶことにしています。

ちなみに、最近では僕はこんな本を買いました。京都の空想上の喫茶店を舞台にした、夢とも現とも取れる幻想的短編集。恵文社に行かなければ出会えなかったであろう大切な本です。

YouTube でも紹介しています

いかがだったでしょうか。恵文社は 2010 年に英ガーディアン誌が発表した「世界で一番美しい本屋10」にも選出されています。京都に来たら是非恵文社に足を運んで、自分だけの宝物を発掘してみて下さい。

ちなみに、恵文社のある一乗寺駅付近にはおしゃれなカフェや昔ながらの洋菓子屋さん、美味しいラーメン屋さん等も沢山あります。YouTube にも VLOG で紹介しているので、是非チェックしてみてください!動画だとお店や一乗寺の雰囲気も伝わりやすいと思います。

お店の情報

恵文社さんのホームページはこちら

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